ギターを始める左利きの人はどうするべき?〜右利き用のすすめ〜

今回は左利きの人がギターを始める場合どうするのが良いか?を主観で述べてみます。僕自身は左利きなのですが、ギターは右利きのスタイルで始めました。これからギターを始める人には、右利きスタイルで始めることをおすすめしています。

というわけで、僕が右利きスタイルでギターを始めた経緯や、左利きスタイルの欠点など、思うことをあれこれ綴ってみましたので参考にしてみてください!

■筆者の左利き事情

はじめに自己紹介がてら、僕自身の利き手事情を簡単に記載しておきます。

箸… 左
鉛筆… 左
野球(打)… 左

代表的なもの、他にあまり思いつきませんでした。笑
世の中がなにかと右利き寄りにつくられているものが多いのでなかなか完全な右利きっていないものですが、箸と鉛筆が左なのでそこそこ左利き濃度高めな方だと思います。

■右利きスタイルで弾き始めた経緯

取り上げて説明するほどでもないのですが、結論を先に言うと「右利きの方がかっこいいから」という感じです。記憶が曖昧ですが、そう兄に勧められたような気がします(笑)。

上の兄弟も楽器を触っていたこともあり、家にあったのが右利き用ギターだったというのもそれを後押ししているのかもしれません。

余談ですが、僕は野球の投げる方は右投げなんですが、これは小さい頃に家に右利き用グローブしかなく、止むを得ずそれをに使っていたからのようです。おかげさまで野球のように小さいボールは右で投げられるのですが、大きいボールは今も投げられません。その結果、野球は右投げ、ドッジボールは左投げというヘンテコな人間になってしまいました。笑

■左利きスタイルのデメリット

右利きスタイルでギターをはじめて、それほど不都合を感じたことはないのですが「もし左利き用でギターをはじめていたら…」と想像するとネックになりそうな点が浮かぶので、それらを書いてみます。

★デメリット① 見た目に違和感あり?
先ほど「かっこいいから」右利きスタイルで始めた、と書きましたが、これは好みだと思います。むしろ左利きのメリットにもなり得るところですが、左利きスタイルだと見た目に「ちょっと違うな」という違和感は出てくるでしょう。

★デメリット② 左利き用ギターは少ない!
世の中のギターはほぼ右利き用のギターなので、左利きスタイルの場合、自分のギターでないと弾けないという状況になります。例えば以下のような場ではもどかしい思いをすると思われます。

・ギタリストの友人宅
・ギター酒場やライブバー
・楽器店

逆に、自分のギターは他人に貸せないという制限も出てきそうです。楽器店では左利き用のギターの取り扱いがあったとしても、試奏できるモノは限られてしまうでしょう。

★デメリット③ 練習しにくい!
例えばギターコード表など、右利きの向きになっているものが多いので、一度頭の中で左利き用に変換する作業が出てきます。また教則用の動画の真似て練習するときも向きが逆になるので、感覚的に掴みにくい部分があるかもしれません。

■まとめ

ここまで左利きスタイルで始めるデメリットをいくつか挙げましたが、僕個人としては初心者の方は右利きスタイルでギターを始めることをおすすめします。ストロークやアルペジオ等の右手のプレーにそれほど苦手意識を持ったこともありません。

とはいえ、世の中には左利きスタイルで大成しているギタリストも多くいるわけです。松崎しげるさんなんか、右利き用のギターを左利きスタイルで弾くという荒技をやってのけています。どれだけギターにハマれるか、なんでしょうね。

以上、これからギターを始める左利きの方々はどちらのスタイルで始めるか、是非とも考えてみてください!

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