2-1.ダイアトニック進行

この章では、①で記述したダイアトニックコードで構成されているコード進行の中で、出現頻度が高く、定番となっているコード進行をピックアップしています。実際の使用例を交えながら紹介していますので、音源を確認しながら読んでみてください。

2-1-1. C-G-Am-Em カノン進行
タイトル上では後半を省略していますが、「C-G-Am-Em-F-C-F-G」すなわち、Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ のコード進行です。通称「カノン進行」と呼ばれます。度数の数字部分を並べて「1563進行」などという風に記されることもあ...
2-1-2. F-G-Em-Am 王道進行
度数表記だと、Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm の進行ですね。「王道進行」とも呼ばれていたりするようですが、その名の通り指折りにド定番なコード進行パターンの一つ。JPOPにおいてはカノン進行とのツートップ的な存在感です。度数の数字部分を並べて「4536進...
2-1-3. Am-F-G-C 小室進行
度数表記だと、Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ ですね。Am(Ⅵm)から入る4つ1セットの進行。頭のマイナーコードが効いていて、全体的には暗めの印象です。「6451進行」と記されることもあります。「小室進行」と呼ばれることもあるようで、小室哲哉さんが強く音...
2-1-4. C-Am-F-G 1645進行
度数表記だと、Ⅰ-Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ の進行ですね。スタンドバイミーで有名な進行で、派手さはないですが、クセが少なくて使いやすく、メロディの自由度も高い進行だと思います。他の定番のコード進行と比較すると、1コードずつの尺を長めにとるケースが多いよ...
2-1-5. C-Em-F-G 1345進行
度数表記だと、Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ ですね。ベースが、3→4→5と階段的に流れ良く進み、進行パターンが5で終わるので、単発よりもループして使いたくなるコード進行。個人的にはミドルテンポ系でループして使うのが相性が良く、実際の使用例も多い気がしま...
2-1-6. Em-F-G-Am 3456進行
度数表記だと、Ⅲm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm の進行です。ダイアトニックコードの羅列ですが、実際にはこれに味付けがされて使用されることがほとんどです。ベースが3456という順で動く進行は、このⅢm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅵmの類似系にあたるといってよいでしょう。JP...
2-1-7. F-Em-Dm-C 4321進行
度数表記だと、Ⅳ-Ⅲm-Ⅱm-Ⅰ となります。ベースが4321と順に階段的に下がってトニックに着地する進行です。大きな変化がなく、階段的に進む進行なので、全体的に穏やかな印象を受けます。使用頻度は高くないですが、雰囲気の良い進行なので取りあ...

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