2-1-6. Em-F-G-Am 3456進行(★☆☆)

度数表記だと、m-m の進行です。ダイアトニックコードの羅列ですが、実際にはこれに味付けがされて使用されることがほとんどです。ベースが3456という順で動く進行は、このⅢm-mの類似系にあたるといってよいでしょう。JPOPでの出現頻度は決して高くないですが、コード進行パターンとしては確立されており、特徴的なので取りあげてみます。最近の日本のロックバンドでよく見かける気がしますが、起源がどこにあるのか気になるところですね。また、この進行はプレイングキーによって使われやすいキーとそうでないキーの傾向が強く、プレイングキーがDGでは比較的使用されやすいです。

■抱きしめたい/Base Ball Bear

【YouTube】抱きしめたい/Base Ball Bear

ベースボールベアーの3rdシングルであり、2ndアルバム「十七歳」に収録されている楽曲。キーはF#m(A)、以下のコード進行がイントロからしばらく繰り返されます。

C#mDEF#m

ベースボールベアーの1stシングル「ELECTRIC SUMMER」もまた、ベースが3456と動く進行が多用されています。こちらは1stアルバム「C」に収録されています。

■セプテンバーさん/RADWIMPS

【YouTube】セプテンバーさん/RADWIMPS

RADWIMPSの3rdアルバム「RADWIMPS 3~無人島に持っていき忘れた一枚~」に収録されている楽曲。キーはDで、以下のコード進行がイントロ(0:20あたり)からしばらく繰り返されます。

D/F#  Gadd9A Bm7

7thシングルの「有心論」や、8thアルバム「人間開花」に収録されている「スパークル [original ver.]」でも同様の3456進行が多用されています。

■月の雫/田端悠

【YouTube】月の雫/田端悠

Youtubeから自分の曲も一つ。
出現箇所は冒頭のイントロ、Aメロ。キーはAm(C)で、

|C/E  Fadd9G Am7

コード感はセプテンバーさんと非常に似ています。この曲はプレイングキーはAm(C)になりますが、プレイングキーAm(C)では本来あまり使用されないコード進行ですね。

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