2-2-1. Dコード −Ⅱの使い方− (★☆☆)

ダイアトニックコード上で2度和音はマイナーコードになりますが、ここではダイアトニックコードではない、2度をルートとするメジャーコードを扱います。すなわち、キーCにおけるDコードになります。このコードはセブンスが付加されて使用されるケースが多いです。

Dコードの構成音の中で、ファ# Cメジャースケール外の音になっており、この音が入っていることがこのコードの特徴になります。

使用パターンをいくつか紹介します。

■Am-D-F (Ⅵm-Ⅱ-Ⅳ)

AmからDへ進行するケースです。度数表記ではⅥm→ですね。Dの後は、FDmへと移るケースが多いです。

■She Loves YouThe Beatles

【YouTube】She Loves You/The Beatles

ビートルズから1曲。出現箇所は冒頭のメロです。キーはG(Em)なので、

EmEmAACCGG

となっています。

 

■僕が僕でなくても/田端悠

【YouTube】僕が僕でなくても/田端悠

Youtubeの自分の曲から紹介します。出現箇所はサビの後半部分です。1:32あたりから、歌詞が「生きる意味ひとつー」の部分。キーはEで、

G#C#m7 F#7F#m7 B9E …

という進行です。

■F-D-G (Ⅳ-Ⅱ-Ⅴ)

続いては、FからDへ進行するケースです。度数表記ではⅣですね。Dの後は、Gへと移るケースが多いです。Dコードの構成音にはファ#が含まれ、F→D→Gの進行の中で、ファファ#→ソの流れができます。F→Gの間のパッシングノート(経過音)として機能しています。そのため、ベース音をファ#として、D/F#という形で使用されるケースが非常に多いです。

 

■君という名の翼/コブクロ

【YouTube】君という名の翼/コブクロ

最後のサビの直前、Cメロです。3:44あたりから、歌詞が「今もまだ僕を振り向かせる度ー」の部分。この曲のキーはDで、このCメロ部分ではFに転調し、サビで再びDに戻ります。よって該当部分のキーはFで、

B♭G7CA7

このパターンは特に、サビの直前で使用されることが多いですね。コブクロの曲では「You」「太陽」「未来の帰り道」「願いの詩」などが同様にサビ前で使用されています。

■C-D (Ⅰ-Ⅱ)

度数表記ではⅠですね。使用頻度は多くはないですが、紹介してみます。

 

■Eight Days A WeekThe Beatles

【YouTube】Eight Days A Week/The Beatles

イントロ部分もそうですが、歌の出だし部分。曲のキーはDで、

DEGD|D|E|G|D|

という進行です。

 

■やさしさに包まれたなら荒井由実

【YouTube】やさしさに包まれたなら/荒井由実

歌の出だし部分となるAメロ頭です。この曲のキーはG♭で、

G♭A♭Fm7 B♭m7E♭m7

という進行です。

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