アコギ初心者がギターに挫折しない方法 〜Fコードの対処法〜

ギター初心者の方がなかなか弾けるようになれず、挫折してしまったという話をよく耳にします。

ギターは、初めはなかなか慣れるのに時間がかかりますが、ある節目をクリアすると加速的に上達し、面白みも広がっていくものだと思っています。

今回はそういったギターに挫折しそうな方が上手く壁を越えていけるように、ポイントをつづっていきたいと思います。

■なぜギターに挫折してしまうのか?

ギターに挫折してしまう理由として多いのが、
「Fコード(バレーコード)が押さえられない」というものですね。

バレーコードすなわち指を寝かせて押さえるコードは難易度が高く、その中でも特にFコードが出現頻度が高いからですね。弾き語りではFコードはなかなか避けられない存在です。

■Fコードの対処法

Fコードの対処法としては、以下をおすすめします。

・Fを別の押さえ方に変える
・FをFM7(あるいは別の類似コード)に置き換える

<補足>
弾き語りなどでFコードにでくわするのは、Cメジャーキーの楽曲である場合が多いです。

初心の方向けに簡単に説明すると、
Cメジャーキーの曲というのは、C,Dm,Em,F,G,Am,(Bdim)などのコードがよく出てくる曲ですね。

その場合、FM7がFの代理として置き換えやすいコードになります。

以下、Fコードの代用案として、
バレーコードを避けて、コード構成音がFまたはFM7と等しくなっている押弦パターンを並べてみます。

※ミュート(×印)が難しい場合は、一旦ミュートを気にせずに弾いてみることをおすすめします。

■おまけ 〜対処法の弊害〜

上記のようにバレーコードを避けていると上達が遅れるのでは?と言われそうですが、個人的にはそうでもないように感じます。

当然、いつかはバレーコードを弾かないといけないわけですが、その他のコードの押弦が上達すると、自然とバレーコードも少しずつ上達していくと思うので、焦らず、まずはギターを弾くことに慣れていけば問題ないと思います。なるだけ楽しみを感じられる状態を保ちながら、練習していきましょう。