ここでは、C-Caug-F-Fmというコード進行について紹介します。度数表記では、Ⅰ-Ⅰaug-Ⅳ-Ⅳmですね。
下記の2つの記事では、
C-C7-F-Fm、C-CM7-F-Fmという進行について記述しています。
【参考記事】C-C7-F-Fm 〜デスペラードのコード進行〜
【参考記事】C-CM7-F-Fm 〜君がいた夏のコード進行〜
今回取り上げるC-Caug-F-Fmもまた、上記の進行と非常に似ています。こちらも意外にも代替可能(代替してもメロディとの不調和が起きない)なケースが多いです。
では、このコード進行の実際の使用例を紹介します!
■One more time, One more chance/山崎まさよし
【YouTube】One more time, One more chance/山崎まさよし
出現箇所はAメロ、以下のような進行です。
Key:Aメジャーキー
出現箇所:0:32〜(歌詞:これ以上何を失えば〜)
コード進行:
|A|Aaug|D|Dm |A|Aaug|D|Dm|…
山崎まさよしさんの大ヒットナンバー。聴いての通りにイントロでも同じ進行が採用されています。
■いつの日か/矢沢永吉
出現箇所はAメロ。
キーはいくつかのバージョンがあるようですが、下記リンクの映像はGメジャーキーになっています。以下のような進行です。
Key:Gメジャーキー
出現箇所:0:26〜(歌詞:黄昏てく街よ〜)
コード進行:
|G|Gaug|C|Cm|G|Cm|D|D|…
こちらもイントロで同じ進行が採用されています。
■レモネード/スキマスイッチ
出現箇所はAメロ、以下のような進行です。
Key:Aメジャーキー
出現箇所:0:18〜(歌詞:ゆっくり溶けていく〜)
コード進行:
|A Aaug|D Dm |C#m CM7|Bm D/E|…