度数表記だと、Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm の進行です。
Ⅵmに着地する進行としては基本的なもので、度数の数字をとると「456進行」と呼べます。
単独での使用、ループさせて繰り返しの使用のどちらもよくあり、味付けして変化を持たせる自由度も高い、使いやすい進行ですね。
以下、実使用例を少し紹介してみたいと思います。
■Winter, again/GLAY
1999年リリースのGLAYの人気ナンバーです。
イントロはF#マイナーキーでスタートしますが、AメロからBマイナーキーとなり、コード進行出現箇所はそのままBマイナーキーになっています。
Key: Bマイナーキー(Dメジャーキー)
出現箇所: 1:15〜(歌詞:いつか二人で〜)
コード進行:
| G A | Bm | G A | Bm |…
■春よ、来い/松任谷由実
松任谷由実さんの代表曲であり、往年の名曲です。
Key: B♭マイナーキー(D♭メジャーキー)
出現箇所: 0:56〜(歌詞:春よ 遠き春よ〜)
コード進行:
| G♭ A♭ | B♭m | G♭ A♭ | B♭m | …
カポタスト1フレットで演奏すると、以下のようになります。
コード進行:
| F G | Am | F G | Am | …