オーギュメントコード(○aug)の押さえ方

オーギュメントコードは非常に押弦が難しいコードです。オーギュメントコードには、ルート音以外のコード構成音をルートに入れ替えてもコード構成音が変わらない特徴があるので、最低音の取り方にこだわらずに、柔軟に考えると良いと思います。また、ローコードをうまく利用することも頭に置いておきましょう。

■6弦ルート①

図はGaugの例。

6弦ルートの場合はオーギュメントと特徴である#5thの音がとりにくく、非常に厄介です。図の形では指の負荷が高いため、1弦,4弦はミュートでもよさそうです。

■6弦ルート②

図はAaugの例。

ハイポジションだとフレット間が短くなり押弦しやすいですが、低音弦に音が集まっており使いにくい形です。

■5弦ルート①

図はDaugの例。
オーギュメントコードのオーソドックスな形。

ローコードのCaugをそのままハイポジションに持ってきた形です。1弦は自然とミュートできます。

■5弦ルート②

図はCaugの例。

オーギュメントの特徴である#5thが1弦にあたり、主張の強い響きになりがちです。

■4弦ルート

図はAaugの例。

4弦ルートの形。押弦が難しければ1弦を省略しましょう。