F-G-Am 456進行

度数表記だと、Ⅳ-Ⅴ-Ⅵm の進行です。
Ⅵmに着地する進行としては基本的なもので、度数の数字をとると「456進行」と呼べます。

単独での使用、ループさせて繰り返しの使用のどちらもよくあり、味付けして変化を持たせる自由度も高い、使いやすい進行ですね。

以下、実使用例を少し紹介してみたいと思います。

■Winter, again/GLAY

1999年リリースのGLAYの人気ナンバーです。

【YouTube】Winter, again/GLAY

イントロはF#マイナーキーでスタートしますが、AメロからBマイナーキーとなり、コード進行出現箇所はそのままBマイナーキーになっています。

Key: Bマイナーキー(Dメジャーキー)
出現箇所: 1:15〜(歌詞:いつか二人で〜)

コード進行:
| G A | Bm | G A | Bm |

■春よ、来い/松任谷由実

松任谷由実さんの代表曲であり、往年の名曲です。

【YouTube】春よ、来い/松任谷由実

Key: B♭マイナーキー(D♭メジャーキー)
出現箇所: 0:56〜(歌詞:春よ 遠き春よ〜)

コード進行:
| G♭ A♭ | B♭m | G♭ A♭ | B♭m |

カポタスト1フレットで演奏すると、以下のようになります。

コード進行:
| F G | Am | F G | Am |