テンション音は、ナチュラルテンションとオルタードテンションの2つに分けられます。
テンションについては別記事で記述しています。
【記事】テンションコードとは? −聴き比べ動画付き−
このナチュラルテンションとオルタードテンションの違いは、端的に言うと以下のようになります。
ナチュラルテンション…
#や♭のつかないテンション(9th、11th、13th)
オルタードテンション…
#や♭のつくテンション(♭9th、#9th、#11th、♭13th)
といったところです。
コードやスケールの理論の中では時折出てくる言葉なので知っておくと良いと思います。
ちなみにこのテンションにつく#や♭はコードのルート音を基準にしているため、#や♭がないからといって曲のキーに対してダイアトニック(基本スケール内)であるとは限りません。
例えば、Cメジャーキーの場合、FM7(#11)というコードにおける#11thはB(シ)の音になっており、キーに対してダイアトニックになっています。お間違えのないように!
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