シックスナインスコード(◯69)の押さえ方

シックスナインスコード(◯69)は、コードネームは複雑そうに見えますがそれほど押さえにくくないコードです。また、5弦ルート、6弦ルートの形が似ている特徴があります。是非ご参考に。

■6弦ルートの押さえ方

図の例はG69の形。

コード構成音としては、長3度の音が省略されています。

人差し指を少し寝かせて3,4弦を押さえるのが良いです。5弦は、6弦を押さえる指で軽く触れてミュートしておきましょう。

ちなみにG69としては、1弦、4弦の開放を鳴らす押さえ方も一般的です。プレイングキーがDメジャーキーの場合に時折出現します。こちらはルート音が変わった時は応用できない、ローコード特有の形になります。

■5弦ルートの押さえ方

図の例はC69の形。

コード構成音としては、完全5度の音が省略されています。

6弦ルートの形と似ており、ルート音の位置を同じフレットの6弦に移すと6弦ルートの形となりますね。

こちらも人差し指を少し寝かせて3,4弦を押さえるのがオススメ。C69の場合には1弦開放を鳴らす場合もありますが、ミュートしておくとルートが変わってハイポジションへ移った場合も応用できます。

■4弦ルートの押さえ方

図の例はF69の形。

コード構成音としては、完全5度の音が省略されています。

こちらは比較的押さえ方が簡単ですね。低音弦のミュートがポイントになります。