本記事では、BEHRINGER(ベリンガー)のダイナミックマイク、ULTRAVOICE XM8500をレビューしてみます。
ライブ・スタジオ用ダイナミックマイクのエントリーモデル、といった感じでしょうか?
筆者も、飲食店での機材持ち込みのライブイベントで使用しています。弾き語りライブ用などで、はじめてのボーカルマイクをお探しの方は、是非ご覧になってみてください。
■仕様
まずは基本スペックを見てみましょう!
・ダイナミックマイク、ボーカル用
・単一指向性
・周波数特性:50Hz-15kHz
・出力インピーダンス:150Ω
・ショックマウントシステム内蔵
・サイズ:約165mm
・重量:約290g
ダイナミックマイクのためファンタム電源は不要、アンプやケーブルに接続してすぐに使えます。
周波数範囲も特に定番のモデルと比較しても遜色なし。
サイズも標準的、見た目もシンプルで特にクセのない印象ですね。ちなみにマイク先端の部分はシルバーではなくブラックです。
■付属品
付属品として以下が付いています。
・キャリングケース
・マイクホルダー
(※5/8→3/8インチへの変換ネジ付)
マイクケースはハードケースタイプ。(使い込んでいてやや傷が入っています。笑)
内部はスポンジでマイクを包み込むようになっており、マイクホルダーもケースに格納できるようになっています。持ち運びが多い用途だと非常に安心感があります。
マイクスタンドは別売りですね。
■価格
2022年3月時点で、サウンドハウス価格が税込2520円。
以前よりは価格はやや上がっていますが、お買い求めやすい価格かなと感じます。
■音質
音色の傾向としては、比較的Lowがやや強めな印象。
コンデンサマイクのような抜けの良さはありませんが、それほどクセもなく、スタジオ練習やライブ演奏には問題なく使えるレベルかなと思います。
音源制作での録音用ボーカルマイクとしてやはりコンデンサマイクをおすすめしますが、仮歌録りには使えますし、ゲーム配信などのトーク用としても使われている方も多くいるようですね。
■XM8500をおすすめしたい人
まとめとして、XM8500は以下のような方におすすめです。
・ライブ用、スタジオ用のボーカルマイクを探している方
・ダイナミックマイクを初めて購入される方
・低価格でのマイク購入を考えている方
・予備のマイク購入を考えている方
特におすすめできるポイントはコスパですね。マイクとなるとお試しで使用したりすることも難しいですし、特に初めての購入時には高額を払うのは少し躊躇してしまうので、エントリーモデルとして良いと思いました。
また、ライブ用となるとそれなりの頻度で外に持ち出すため、アクシデントによる故障のリスクがないとは言えないので、安いに越したことはないですよね。ダイナミックマイクの手始めとしてはちょうどいいマイクかなと思います。
気になった方は是非購入を検討してみてください!