■ペンタトニックスケールの特徴
ペンタトニックスケールの特徴です!
・ロックギターの超基本スケールであり最重要スケール!
・メジャースケール、マイナースケールから2音を間引いた5音で構成されたスケール
数あるスケールの中でも、ペンタトニックスケールは特に実用的で有名なスケールです。ロックギターの超基本になるので、ロックギターをされる方は絶対に運指のパターンを体に叩き込んでおきましょう!
■メジャーペンタの構成音
メジャーペンタトニックの構成音とその度数は以下の黄色部分。
Cメジャーペンタ=ドレミソラ(CDEGA) と、覚えてしまいましょう。
■マイナーペンタの構成音
マイナーペンタトニックの構成音とその度数は以下の黄色部分。
Aマイナーペンタの場合、ラドレミソ(ACDEG)という構成になっており、Cメジャーペンタトニックと同じ構成音になります。
このように、平行調同士のペンタトニックスケールの構成音は同じになることを覚えておきましょう!
■ペンタの運指
Cメジャーペンタトニックスケールのダイヤグラム図が以下のようになります。
※ペンタトニック構成音の位置をすべてマーキングしているわけではありません。
6弦3フレットの5度の音から1弦10フレットの2度の音まで上がって降りてくる動きを反復練習すると、ペンタトニックスケールの運指が身につきやすいと思います。階段を上がるような独特のジグザグした運指になります。
Cメジャーキーにおけるペンタトニックスケールの使用例動画です。練習にちょうど良いと思うのでご参考に。
■ペンタの使用例(練習曲)
ロック音楽のギターソロは、ほとんどペンタトニックが基盤になっていると言って良いくらいですが、その中でも、わかりやすい例、練習におすすめの例をいくつか紹介します。
■N.G.S/ASIAN KUNG-FU GENERATION
【YouTube】N.G.S/ASIAN KUNG-FU GENERATION
Key: Aマイナーキー(Cメジャーキー)
出現箇所: 冒頭から
イントロのリフがペンタのみで構成されています。ギターソロの実践系とはやや雰囲気が異なりますが、ペンタの動きが非常にわかりやすい例です。
■3月9日/レミオロメン
Key: Fメジャーキー
出現箇所: 1:50〜
間奏のギターソロです。ソロ後半はペンタ外の音が少し入りますが、ほぼペンタ構成のソロです。特にソロに入る部分はペンタの運指感覚を掴みやすい動きなので紹介してみました。
■Live Forever/Oasis
Key: Gメジャーキー
出現箇所: 1:44〜
こちらも間奏のギターソロ。丸々ペンタで構成されています。練習にはちょうど良い曲だと思いますのでご参考に。
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